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TG-347 | 株式会社ツルヤ工場,溶接棒,被覆アーク溶接棒,ガス溶接棒

株式会社ツルヤ工場

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TG-347

規格 : AWS A5.9 ER347

 

オーステナイト・クロム・ニッケル・ステンレスは430~870℃の温度域に長くさらされると、鋭敏化されて耐食性が低下し、脆くなる性質があります。
これは、主としてクロム炭化物(Cr23C6等)が結晶粒界に析出するためと、それによって結晶粒界近傍にクロム量の低下域ができることによるとされております。
これを防ぐためには、溶接に際して熱入量を低く抑えることと、母材のパス間温度を100℃以下に維持する必要があります。
また、C量の低い溶接棒を選んで下さい。
特に、厳しい腐食環境で使用される場合には、溶接物の溶体化処理(1010~1150℃急冷)が必要となりますが、できない場合には上記の条件を厳守した上、TG-347の採用をお薦めします。

化学成分 [%]

C 0.08以下
Cr 19.0-21.5
Ni 9.0-11.0
Mo 0.75以下
Nb+Ta 10xC-1.0
Mn 1.0-2.5
Si 0.30-0.65
P 0.03以下
S 0.03以下
Fe Rem.
Cu 0.75以下

機械的性質 (As Welded)

耐力 -
引張強さ 520 N/mm2以上
伸び 30 %以上

製造寸法

Category\Size (mmΦ)1.21.62.02.43.24.0
TIG (1000mmL) × × × ×
MIG (12.5kg巻) × × × × × ×