会社概要
| 商号 | 株式会社 ツルヤ工場 | |
|---|---|---|
| 所在地 | 埼玉県さいたま市浦和区高砂3丁目17番20号 | |
| TEL/FAX | 048-861-2451 /048-861-2454 | |
| 主要製品 | 
 1)軟鋼用被覆アーク溶接棒  | 
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| 資本金 | 40,000,000円 | |
| 適格請求書発行事業者登録番号 | T8030001005475 | |
| 代表者 | 代表取締役社長 津久井 啓公 | |
| 従業員 | 7名 | |
| 主な需要先 | 
 三菱重工業(株) 長崎造船所  | 
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| 敷地 | 2,733m2 | |
| 建坪 | 1,441m2 | |
| 生産能力 | 50トン/月 | |
| 生産設備 | ||
| 連続伸線機 | 2台 | |
| 伸線機 | 1台 | |
| 切断機 | 13台 | |
| 乾式ミキサー | 2台 | |
| 捏和機 | 3台 | |
| 撹拌機 | 3台 | |
| 被覆剤 成型機 | 2台 | |
| 自動塗装機 | 6台 | |
| 乾燥炉 | 6基 | |
| 施盤2m | 1台 | |
| 施盤1.2m | 1台 | |
| シェイパー | 1台 | |
| ボール盤 | 1台 | |
| フライス盤 | 1台 | |
| 受電設備 | 500KW | |
アクセス
技術沿革
昭和 30年から40年代の高度成長期においてこの業界は造船を主体とした需要に恵まれ、 その過程で育成された基礎技術や品質管理、生産技術に支えられ総合的な技術力が成長したといえよう。
こうした状況下で小規模の当社の進む道を模索しつづけたところ、昭和 38年に至り、 当時の三菱金属鉱業(株)桶川工場と結ばれる機会を得た。
その頃桶川工場はハステロイの生産を始めたばかりで、溶接材料の重要性を認識し、 その開発を刻下の急務としていた。
当社は、微力ながらこれに参加する栄誉を得たが、以来 36年間もの長期にわたり、 ニッケル合金やコバルト合金、銅合金及びチタン合金の溶接材料の開発に明け暮れた。
長い迷路を進むような試行錯誤の繰り返しを続け、今日の品質に到達することができた。
その間親身にご指導いただいた数多くの関係筋の方々に深甚なる謝意を表明したい。
多くの経験から溶接に関して発生するトラブル、特にワレの発生原因は次にあげることが主因と考えられる。
1) 炭化物、酸化介在物、低融点化合物などの結晶粒内及び粒界析出による延性低下。
2) 溶接金属マトリックスの析出硬化による延性低下。
3) 溶接熱入量の過大。
以上の 3点を厳しくコントロールすることが要求される。
このうち1及び2は、溶接材料の化学成分を厳しく制限することで耐ワレ性を著しく高める事ができる。
このようなコンセプトにより当社はオリジナルな溶接材料を製造し実効をあげている。
これからも、溶接欠陥を厳しく追求し、供給しているすべての種類の溶接材料の品質を高め 広くこの業界に貢献することを希望している。





