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MAS-1 | 株式会社ツルヤ工場,溶接棒,被覆アーク溶接棒,ガス溶接棒

株式会社ツルヤ工場

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TEL 0488-861-2451

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MAS-1

規格 : -

 

MAS-1( Mar-Aging Steel ) は、焼き入れ金型材に直盛して、高い硬度と延性を同時に確保することができます。
さらに、エージング( 500℃×3時間 )することにより、Hv500まで硬度を上げることが可能です。
溶接に際して母材の予熱は必要ありません。母材のパス間温度は 100℃以下にしてください。
細径の溶接棒を用い最低電流を採用し、母材への熱影響を最低限にします。
ビードは最長 20mmとし、少しずつ時間をかけて溶接してください。
ワレを防ぐことができます。

化学成分 [%]

C 0.01以下
Si 0.10以下
Mn 0.10以下
P 0.010以下
S 0.010以下
Ni 18.0-19.0
Mo 4.50-5.50
Co 8.00-9.50
Al 0.05-0.15

熱処理と硬度

処  理 硬度 [Hv]
溶接のまま 300-380
溶体化処理 300-350
時効処理(300℃,3時間) 400
時効処理(400℃,3時間) 420
時効処理(500℃,3時間) 500
時効処理(600℃,3時間) 380

製造寸法並びに適正電流 [DC(+)]

製造寸法適正電流 [amp.]アルゴン流量
1.0×1000 20-40 8-12 (L/min)
1.6×1000 30-60 8-12 (L/min)
2.0×1000 40-60 8-12 (L/min)
2.4×1000 60-120 8-12 (L/min)

*溶接電流はタングステン電極をマイナスとしてください。

用途

SK、SKS 材などの型、フレームハードニング鋼などの型材への肉盛材、突合わせ溶接材。